ラランド・ニシダさんは、独特の存在感と唯一無二のキャラクターで人気ですが、その裏側には 中退・ニート期間・復学・コンビ結成 といった、波乱に満ちたストーリーがあります。
この記事では フリーター（ニート）時代〜ラランド結成までを時系列でわかりやすく整理。
公表されている情報を中心に、背景知識も交えながら丁寧に紹介します。
ラランド・ニシダの基本プロフィール
- 芸名：ニシダ
- 本名：西田 亘輝（にしだ こうき）
- 生年月日：1994年7月24日
- 出身地：山口県宇部市（育ちは神奈川県鎌倉市）
- 幼少期：ドイツ・スペインなど海外で生活した時期もあり
幼少期から海外文化に触れていた影響は、どこか“日本の普通とは違う視点”につながっている気がしますよね。
飄々としながらも深い洞察があるのは、この経験も関係していそうです。
【時系列】ニシダの経歴
ニシダさんはどのような経緯でサーヤさんと出会い、ラランドを結成することになったのでしょうか。
フリーター時代からラランド結成までの経歴を時系列でまとめると、次のようになります。
- 幼少期の海外経験 → 独特な価値観の土台に
- 大学中退 → ニート期間で“人生の揺らぎ”を経験
- 再入学 → 挫折からの再挑戦という強さ
- サーヤとの出会い → 運命的なコンビ結成
- アマチュアでM-1準決勝 → 実力を証明
ではそれぞれの時期をくわしく見ていきましょう。
① 幼少期〜中学高校時代（1994〜2013年頃）
幼い頃は海外の日本人学校に通うなど、国際色のある環境で育ったニシダさん。
その後日本へ帰国し、藤嶺学園藤沢中学校・高等学校を卒業します。
- 多様な文化に触れたことから“物事を俯瞰する”感覚が育った可能性
- コミュニケーションの距離感が独特なのは、海外経験も影響しているかも？
あの絶妙なツッコミの間や価値観のユニークさは、学生時代の環境から自然と形作られたのかもしれません。
② 上智大学に入学するも…中退（2014〜2016年頃）
ニシダさんは 上智大学外国語学部イスパニア語学科 に入学します。
しかし数年後、大学を 一度中退。
理由について明確には語られていませんが、「何となく馴染めなかった」「生活リズムが合わなかった」 など、若い頃のリアルな葛藤があったと語られることもあります。
- 価値観の揺らぎがあった時期
- 芸人としての“芯の太さ”につながる経験だった可能性が高い
- 「自分の道を見つける前の静かな期間」でもあった
③ 中退後の“ニート期間”（フリーターのような空白）（2016〜2017年頃）
大学を辞めたあと、ニシダさんは 約1年間のニート生活を送ります。
明確に「バイトをしていた」「職に就いていた」という情報は少ないため、実質 フリーターに近い生活だったと考えられています。
この時期はインタビューでも軽く触れられるだけで詳細は多くありませんが、彼の語り口や価値観からは、
- 自分と向き合う時間が多かった
- 社会から少し距離を置くことで独自の視点を獲得した
- 「人としての引き出し」が増えた
…といった影響が感じられます。
迷いや停滞を経験した人のほうが、言葉に深みが出るんですよね。ニシダさんの“どこか達観した雰囲気”は、こうした時期の積み重ねにも見えます。
④ まさかの再入学（2017年頃）
ニート期間を経て、再び上智大学へ。
面接中、着ていた服装が教授に気に入られた…というエピソードが語られることもあり、なんともニシダさんらしい復活劇です。
- 一度辞めた大学に再チャレンジする胆力
- “運とセンス”を味方にできるタイプ
- 芸人としての人生観に影響を与えた可能性大
⑤ サーヤとの出会い → ラランド結成（2014〜2018年）
時系列としては大学入学後すぐですが、物語上重要なためここで改めて整理します。
- 新歓でサーヤと出会う
- アカペラサークルが合わず、帰り道で「お笑いサークル入らない？」と誘われる
- 学生お笑いサークル SCS に所属
- 2014年、コンビ「ラランド」結成
この“何気ない誘い”が、後にM-1準決勝へ導く原点。
人生って、ほんの小さなきっかけで大きく動くんですよね。友達の何気ない一言から未来が変わる、このエピソードがとても好きです。
⑥ アマチュア時代の活躍（2018〜2019年）
- 2018年：学生団体戦 NOROSHI2018 優勝
- 2019年：M-1グランプリ準決勝進出（アマチュアとしては異例）
この結果をきっかけにラランドの名前は一気に世に広まります。
- 学生でありながら“プロ並み”の腕前
- コンビの掛け合いの完成度が高く、ネタの世界観も独自
- ニシダのキャラが確立され始めた時期
アマチュアでここまで行くのは本当にすごいこと。
実力があったからこそ、世間の「誰だこの人たち⁉」という驚きを一気に引き寄せましたよね。
まとめ
ラランド・ニシダさんの経歴は、順風満帆ではなく、むしろ波乱に満ちています。
しかし その寄り道や迷いがあったからこそ、唯一無二のキャラクターが完成した のだと感じます。
「中退してもニートでもやり直せる」
「小さな出会いが人生を変える」
そんな前向きなエネルギーすら感じられるストーリーでした。
